臭い わきが 体臭 加齢臭
加齢臭
の主な原因は、皮脂腺の中にある「ノネナール」という臭い物質です。
日頃の食生活や生活習慣が乱れていると体内で「活性酸素」が増加します。
その活性酸素が、皮脂腺内にある「9-ヘキサデン酸」と結びつくと「ノネナール」に変化します。
そして、この「ノネナール」こそが加齢臭の正体なのです。
地球上には、約40万種以上ものニオイの化合物があるといわれ、
よいニオイといやなニオイの感じ方は、人によって異なります。
現代人は、ニオイに敏感で"臭い=汚い"と思いがちですが、
体のニオイは健康のバロメーターであり、
病気のサインや体調の変化を知ることもできます。
今回、ご紹介するのは、ニオイの中でもよく知られている「加齢臭」と「ミドル脂臭」です。
加齢臭
は、文字通り加齢に伴って生じる中高年特有のニオイで、
古本や枯れ草のようなニオイに例えられています。
私たちの体は、皮膚のうるおいを保つために皮脂を分泌していますが、
年齢を重ねると皮脂中の「パルミトレイン酸」と皮脂が酸化して生じる「過酸化脂質」が増えます。
このパルミトレイン酸と過酸化脂質が結びつき、
皮膚常在菌の作用によって酸化・分解されてできる物質の一つが『ノネナール』で、
これが加齢臭の原因です。
女性の場合、女性ホルモンによって皮脂の過剰分泌が抑えられていますが、
年齢とともに女性ホルモンが減ってくると
、相対的に男性ホルモンの働きが活発になります。
すると皮脂分泌が促進され、加齢臭も発生しやすくなります。
特に、更年期以降は、加齢臭が年々強くなるといわれています。
また、ストレスも加齢臭を強くする要因です。
過剰なストレスは活性酸素を発生させ、これによって皮脂が酸化し、
体臭が強くなります。
さらに、そのニオイを気にすることで新たなストレスが生じるという悪循環にも陥ってしまいます。
ストレスを上手に発散することは、加齢臭を抑えることにつながります。
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